切りたての髪

「視点論点」の試写を見て、思ったこと。
髪が結構伸びたんだ。

ずっと形を保っているので、伸びたという自覚なしに過ごしていましたが、
改めて手帖を見ると、この前美容室へ行ってから2か月半近く経っている。そろそろ切りどき。

たまたま今日、渋谷で用事と用事の間が3時間空きました。
家にいるのが何より好きな私は、3時間空けば、1時間しか家にいられなくても、いったん帰ってくるところですが、
「そうだ、このチャンスにこそ!」と表参道に走る。「婦人画報」でご縁ができて以来お願いしている板谷裕實先生の美容室です。

http://www.itaya-chiara.com/index.html

トップはふっくら、襟足はくびれて、全体に軽くなり、われながら垢抜けた感じです! 

自分で洗って乾かすとき再現できるように、写真を撮ってもらいました。


14.8.29髪型.jpg

今どきカメラのついていない携帯電話の私は、美容室のデジカメで撮りパソコンにメールで送ってもらうという、迂遠なことをしました。

この髪型でいちばん早く出るのは、
9/21(日)午前6:35?7:00 Eテレで放送の「NHK俳句」です。
再放送は9/24(水)午後3:00?3:25。
http://www.nhk.or.jp/tankahaiku/index.html

来週、収録があります。

講師は櫂未知子先生。ちょうど今発売中の月刊「俳句」で、
櫂先生の句会におじゃましたときの体験を書いています。
連載エッセイ「俳句で夜遊び、はじめました」。
http://www.kadokawagakugei.com/zasshi/haiku/

神楽坂の旅館にて「袋回し」というものを体験しました。
題を表に書いた封筒が回ってきて、1分で1句作ってその中に入れ、次々回す。
即吟力、というか、ほとんど瞬発力の世界です。大興奮。

今度の「NHK俳句」の櫂先生のお題は「砧」。
砧なんて見たこともさわったこともない私は、
当日行って、現物を見て本番までの間に作ります。というか、出来るのか?!

髪型と併せてご覧下さい。


 

収録しました

「視点論点」の収録に行ってきました。

スタジオはとっても広い。

14.8.28広い.jpg

マイクをつけて、映り方なども確認。私は座高がありますから、椅子なんかもどうでしょう。

 

14.8.28マイク装着.jpg

 

後ろの緑の幕は、放送の画面ではいつも白バッグになります。

緑の服や小物は着けてこないよう言われました。服の柄にも緑があると、そこだけ抜けて「背景」が透けているみたいになってしまうそうです。部分的透明人間。

14.8.28めくり方練習.jpg

原稿のめくり方を練習します。紙を横へ滑らせるときの紙どうしがすれる音を、マイクが結構拾ってしまうので、浮かせぎみに。かといってあんまり持ち上げると、画面中央にばっちり入る。

自分のめくる原稿が、そのままカメラの前のスクリーンに写ります。それを読めば、おのずとカメラ目線に。

最初の1分ぶんくらいを読んで、リハーサルをしたら、いよいよ本番開始。

緊張。リンクサイドのスケート選手がよくしているように、頬のマッサージをします。口がうまく回りますよう。

15秒前。前かがみになっていた背中を正す。

自分の前に残り時間が表示されます。出てしまってもとにかく全部読むようにと言われました。それにより原稿の長さとか話し方のペースとかの適不適がわかるので。

残り1分を切ったところで、「ああ、没だなあ」とわかりました。原稿がまだかなり余っている。

前もって言われたとおり、とにかく最後まで読み切って「思いきり出ましたね」「1分くらいですね」

昨日家で、キッチンタイマーを横に置いて読んでみたときは、ちょうどだったのに、緊張して早口になることこそあれ、遅くなるってめずらしいのでは。

「すみません。もういちどお願いします」。スタッフにお辞儀。「いやー、3回、4回はふつうですよ」。慰めてくれるスタッフの方々。

「10回のかたもいらっしゃいました」。

えっ、それは。スタッフもさることながら本人も疲れそう。回を重ねるごとに、モニターに映った顔がやつれていきそう。

2回めで、なんとか時間内に。「終了後に会釈」とテーブルに貼ってあるのは、ここでほっとして、会釈を忘れてしまう人がいるのでしょう。

カメラが止まっても、すぐには席を離れない。音声のチェックを待ちます。何部屋というのか、スタジオ内の鉄階段を上がったところで行われているようです。

OK印を両手で作った人が下りてきて、ようやくほっと。緑バックに、笑顔で記念写真を撮ってもらいました。

14.8.28終わって記念写真.jpg

無罪放免では、まだない。別室にて試写をチェックします。画面がいっぱい並んでいて、テレビ局っぽーいと、面白がるのはほんの一瞬。

自分のしゃべりを自分で見るという拷問が待っている。恥ずかしいー。いや、それより、新たな問題が発覚し、撮り直しになったらどうしよう。目を当てられないような、それでいて祈る思いで凝視。

 

14.8.28試写室.jpg

よかった。問題なしでした。今度こそ、ほっ。

この間、脇汗手汗で、ペットボトル一本空けました。

14.8.28お疲れ様.jpg

 おかげさまにて無事終了。お疲れ様でした。

 おまけの話。局内で、大学でいっしょだった出川展恒さんに会いました。近々集まりを計画中とのこと。

昔ブログに書きました。十代の頃の自分が恥ずかしく同窓会関係から逃げ回っていた私ですが、中学の同窓会に出て変わったこと。

大学も、特に専門課程の人とは卒業以来、ほんとに交流していませんでしたが、そんな失礼な人間のことを心にかけてくれるのはありがたいこと。

勇気を出して行ってみようと思います。急な仕事が入りませんよう!

出川さんは、中東のテーマでおなじみの解説委員。出川さんも今晩、番組があるそうです。

MHK総合で24時からの「時論公論」。見てみて下さい。

私の「視点論点」は今晩、というか明日の夜明け前、4:20から総合で。

タイトルは「江戸で暮らす」になりました

「江戸の人になってみる」だと、本のタイトルと同じだなと。ご覧下さい。

それにしても収録から放送まで間がないこと。間違いなく行けてよかった!

 

「視点論点」で江戸の話

「視点論点」の続報です。番組のHPに、私の回の内容が載るのは、放送の後でした。
放送予定紹介、みたいな欄はみつからず、出演者の皆さんツイッターなどで「自前」で案内していました。
 
よって、私もここにご案内。事前に、担当者さんにお送りした内容案内は、次のとおりです。
 
タイトル「江戸の人になってみる」
 
江戸にはさまざまなイメージがあります。封建社会。環境に優しい循環型社会。余暇社会。
資料をもとに、長屋の女性になったつもりで、江戸の暮らしを想像しました。
髪は何日にいっぺん洗っていた? お風呂は? 湯屋で目にするものは?
盛んな商品宣伝。出版文化。楽しそうな都市生活に、実はひそむ死の影。
そして気づきます。現代の自分が「こうありたい」というイメージを投影して、江戸を見ていることに。
 
放送は29日。NHK総合で午前4:20?30、Eテレで午後1:50?2:00
 
放送後1週間ほどで、より詳しい内容が、番組HPに載るようです。
単行本『江戸の人になってみる』と併せてご覧下さい。

かさ出しの必要

いなり寿司の会の記事の写真を見た人から、ご注意のメールが来ました。
「だめよ?、髪をただひっつめただけだと、顔が下ぶくれに見えるのよ?。
まとめるときは、逆毛を立てて、髪の上半分をふくらませないと」

14.8.13いなり寿司と私.jpgのサムネール画像

下ぶくれに「見える」のではなく、下ぶくれているのです。
そうね?、あのときは、いなり寿司の袋詰め作業にとりかかるため、
鏡も見ずにピンで留めましたが、
髪型として「成形」するときは、もっとちゃんと研究せねば。

発売中の「クロワッサン 第884号 9/10特大号」p116?117に近影が載っています。
このときはヘアメイクの木下庸子さんが、髪の上半分をふんわりとかさ出しさせてくれました。

http://magazineworld.jp/croissant/croissant-884/

今週はNHK「視点・論点」の収録があります。
原稿は作成済みですが、何がこわいといって、恐怖の正面10分間ノンストップ撮り。
斜めを向いて「立体感」を出しごまかすことができず。
自分の顔の現在が、まざまざと映し出されます。
ニュースを読のアナウンサーでも、そんなに真正面で映り続けることはないでしょう(間にニュース映像が入るので)。

顔の筋肉がこわばり、うまく動かなくなります。
口の中がからっからになり、乾いた歯に唇がひっつきそうになります。
それでも出る。江戸の話ができるので。

8/29の放送予定。番組そのものの紹介は、次のとおりです。
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu/program/index.html

私の回の案内も近日中に載ると聞いています。
そうしたらまたお知らせします。

書評していただきました。

東京新聞で『江戸の人になってみる』を書評していただきました。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/book/shohyo/list/CK2014081702000179.html

詩人の高橋順子さんが書いて下さったものです。

切り抜いて「家宝」にします ! とてもうれしく励みになります。

ぜひご覧下さい。

西瓜パーティー

世の中がお盆休みに入ってメールの少ない日。
夕方から吉沢久子先生宅へ行きました。
恒例のいなり寿司パーティー。

玄関を入ると、枝豆をゆでる香りが。
阿部絢子先生をはじめとする先発隊が、すでにお料理をほぼ完成。
吉沢先生が油揚げの煮たのと酢飯をご用意下さり、
後発隊は、酢飯を詰めるだけ。
これが楽しい。いちばん「いいどこどり」をさせてもらっているような。

14.8.13いなり寿司作成.jpg

六十個以上のいなり寿司が出来て、お料理も並んで「いただきます!」。
このときに空腹のピークが来るよう、昼もご飯のお代わりをがまんしてきた私は、
食欲を全開でした。
先生の酢飯は、酢加減がさっぱりしていて、いくらでも入ってしまいそう。

14.8.13いなり寿司と私.jpg

予想以上に受けたのが、マカロニサラダ。
「意外と食べる機会ないのよね」
「自分ひとりのために作ろうとは思わないものね」
全員独身の女子(?)会です。
マカロニサラダのキュウリは、吉沢先生のお庭の畑でとれたもの。

14.8.13吉沢宅料理.jpg

今日のパーティーのいなり寿司に並ぶもうひとつの趣旨は、西瓜パーティー。
大玉の西瓜が、この日のために用意されました。

ひとり暮らしだと、まるまるの西瓜を割って食べることが、ふだんありません。
包丁を入れるときは大騒ぎ。
スマホ(私はデジカメ)を持って集まって、入刀式さながらの盛り上がりです。
一刀両断して、さらに小切りにしていくと、
半個分でも寿司桶がいっぱいに。
そのようすにまた興奮。

14.8.13西瓜・すし桶.jpgこれだから自宅パーティー(っていうか、人の家ですが)はやめられない。
前はお店でお食事会でしたが、
いちど家で集まると、気兼ねのなさが楽しくて、すっかり定着してしまいました。

皆さん、美味しいものを持ち寄って、
私は食べ物の代わりに、ファスナー付きプラスチックバッグを持っていきました。
これは役立った。
いなり寿司を分け、マカロニサラダを分け、すいかを分け、ぶどうを分け、
吉沢先生が煮ておいて下さりながら話に夢中で出すのを忘れた、あんずのコンポートを分け。
吉沢先生の冷蔵庫には、もう何も残っていないんじゃないかと思うくくらい。
帰りの荷物は行きよりも、格段に重くなっていました。
そしてお腹も。苦しい。
でも酢飯の爽やかさにひかれて、また一個食べたくなっているのがこわい。

この後DVDを見ながら、少し運動するつもり。

吉沢先生とそもそものご縁ができた対談は、こちらの文庫になっています。
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167901523

14.7.5吉沢対談文庫表.jpgのサムネール画像

吉沢先生が戦時下の暮らしを綴った『あの頃のこと』は、八月に読み返したい本です。
http://www.seiryupub.co.jp/books/2014/08/post-70.html

こんなに美味しいものをたくさんいただいているのが申し訳ないくらいの日々が、本当にあったんだなと、今日も闇市の甘いものの話を伺いながら、改めて思いました。

湿った日

あのー、示される数値がこんなに違っていいのでしょうか。

14.8.10湿度.jpg

隣り合わせで置いた湿度計。ひとつは46%、ひとつは91%。ほぼ倍です。

温度は同じ26.9度なので、かたほうが電池切れで働いていないということはないと思いますが。

謎です。

室内を歩くと、床にふれる足の裏がぺたぺたとして、実感としては91%に近い。

西日本で台風が猛威をふるっている日。関東はこれからです。

被害が少なくてすみますように。

八月です

ふーっ。汗。
暑中お見舞い申し上げます。
今日は朝から所用で外出。
夕方帰ってきて、家に入と、意外と涼しい。
夜エアコンをつけて寝ているので、冷気がまた残っているのかと思ったら、
ぎくり。つけっぱなしなのでした。
いったい何時間? 別の意味で汗。電気代がすごそう。

八月に入った今、書き下ろしが大詰めです。
今月上旬にいったん書き終え、九月上旬までに仕上げる予定。
合間をぬって、俳句の月一回の自主的勉強会にだけは通っています。
数日前は羽田空港の吟行でした。

滑走路黒くよごるる大暑かな

をはじめ「暑!」という感じの句ばかり作ってしまいましたが、
句会では、「ゆく夏」「晩夏」という季語も出ていて、
そう、暦の上ではもう夏も終わりなのでした。

羽田は出張のときは決まったエリアしか行かないけれど、
歩いてみると、なかなかいろいろ。
床屋まであります。
国際線ターミナルははじめて足を踏み入れました。
江戸を思わせる小路にショップが並び、
歌舞伎座ビルの地下のようになっていました。
海外からのお客さんは、ここで日本語をプリントしたTシャツなんかを、
お土産に買っていくのでしょうか。

......ここで、「ひじき」と書いたTシャツを着ていたハビエル・フェルナンデス選手や、
「勇名トラ」という謎の言葉の衣装で躍った、トマシュ・ベルネル選手を思い出したあなた!
フィギュアスケートのオフシーズンの情報枯渇を、過去の画像を見ることでしのいでいますね?

江戸といえば......と、ここで強引に宣伝に結びつける。
新刊の単行本『江戸の人になってみる』(晶文社)発売中です。
http://www.shobunsha.co.jp/?p=3221

江戸の夏を覗いてみたい方は、ぜひ。
町のみなさん、昼間は爆睡しています。

俳句の方では、エッセイを連載している月刊誌『俳句』の八月号が発売中。
http://www.kadokawagakugei.com/zasshi/haiku/

以前ブログでちらと書いた、カメムシの宿にて一夜を過ごした、句会の巻です。
この「俳句で夜遊びはじめました」という連載エッセイ、取材も執筆もとても楽しく、
できるだけ長く続けたいと思っています。
応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。


 

いぬんこさんツイ

新刊の単行本『江戸の人になってみる』を、

装画のいぬんこさんがツイッターに載せて下さいました!

https://twitter.com/inunco/status/490101908623745024

うれしいです。ぜひご覧下さい。

 

季節の行事や習わしから江戸の暮らしを追体験する本です。

http://www.shobunsha.co.jp/?p=3221

暑い毎日、江戸の人は行商の人がかついで来る白玉水で涼をとったり、

熱々の甘酒で栄養補給、夏パテを防止したりしていました。

コンビニに買いにいくより便利かも。

うちにも売りに来ないかなと夢想する、熱帯夜(になりそうな夜)です。

鎌倉の海に思いを

関東地方が梅雨明けしたとの報。
おー、いよいよですね。三〇度越えの日々。
窓の外の日差しはすでに眩しく、「これからどんどん暑くするぞー」
という気合い満々なのが感じられます。

ニュースでは、梅雨明けの報の他、鎌倉の海水浴場に親子専用エリアが設けられたとの話題も。
由比ヶ浜、材木座など懐かしい地名が挙がっていました。

鎌倉生まれ鎌倉育ち、今も鎌倉にお住まいの俳人、星野高士先生にはじめてお会いしたとき、
私も鎌倉でしたと、申し上げると、
「海水浴場の名前言ってみて」
由比ヶ浜、と答えたら、
「あっ、ほんとに鎌倉出身者だ」
「?」

鎌倉では、「ゆ」にアクセントをおいて呼び習わされていますが、
一般には「が」を強く発音するそうです。

漢字で「扇ガ谷」を「おうぎがやつ」と読むのも特徴。
たしかに、ふつうなら「おうぎがや」と「つ」をつけない。

鎌倉の海に思いをはせながら、
自宅でせっせと原稿書きに励みます。
目標は今している書き下ろしを、八月内に終わらせること。

2014年8月

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お知らせ

2010年6月から2011年3月までのブログが本になりました。
「こつこつ」と生きています
「こつこつ」と生きています
中央公論新社
2011年7月10日発売
1575円(本体1500円)