9/21NHK「俳句」出演

テレビ出演のお知らせです。
NHK「俳句」、Eテレ、9/21(日)午前6:35ー7:00。
私は下関に泊まっている朝。録画予約をしなければ。
再放送は9/24(水)午後3:00ー3:25。
http://www.nhk.or.jp/tankahaiku/

番組後半、吟行について話します。
司会の桜井洋子さんが「岸本さんは吟行の本も書いていらっしゃるんですよね」と話をふって下さったとき、
「はい、『俳句はじめました 吟行修業の巻』といいます!」
と書名が喉まで出かかりましたが、こらえました。
宣伝したいのはやまやまですが、あれは編集(多めに撮って切ってつなぐ)はなく、時間ぴったりに撮ります。
生放送ではもしかすると「言ったもん勝ち」かもしれませんが(いえいえ、そういうことをしてはいけない)、
収録では、余計なことを言ったために、皆さん25分間まるまるやり直しになってはたいへん。

吟行については語り出したら止まらない私。
次週予告等お知らせがあるので、話は23分で切り上げるよう言われていたのに、調子づいてしまい、
スタッフの方が出しているボードにハッと気づき、焦ってまとめました。
よく見れば途中で目が泳ぎ、早口になるのがわかるかも。

選者は櫂未知子先生です。
http://www.nhk.or.jp/tankahaiku/haiku_senja/index.html
櫂先生からは吟行の前の晩に見る意外な夢の話が飛び出し、
「えーっ」と思わず、収録中であることを忘れて叫んでしまいました。
その場面の自分のリアクションを、映像で正視するのがこわい。


番組前半は題詠について。
櫂先生はいつも、お題になったもののの現物を持ってきて下さいます。
夏に月刊誌「俳句」で、先生の句会におじゃましたときもそうでした。
そのときは「水中花」。
http://www.kadokawagakugei.com/zasshi/haiku/

今回のお題は「砧」。秋の季語です。
「砧」なんて見たこともさわったこともなかった私は、興味しんしん。
控え室で見せてもらい、急いで作りました。
番組内で1句、読み上げます。この場面でもリハーサルで指示されたことを、ころっと忘れてしまった不安がある。

番組で紹介するのとは趣の違うものここには載せます。

昼砧ときおり調子はずれなる 葉子

うーむ、自分のブログだからって、好き勝手してるなあ。

秋の季語だから、服装も紅葉を思わせるものにしました。
「視点論点」をご覧下さった方は、部分的な着回しにお気づきかも。

 

NHK俳句9.21写真.jpg

夏の間出番のなかった赤のカーディガンを、リサイクルショップに出してしまいましたが、
とっておくべきだったかも。
撮影には重宝な色です。

スタジオの花も秋らしい色合い。
収録後分けていただき、家に飾りました。

 

NHK俳句9.21花.jpg

来週、下関

さわやかな秋晴れです。
窓からもぞんぶんに陽が差し込んでいます。
陽に照らされて改めて見れば、座卓がこんなに汚れていたんだ!

飲み物のしみ、熱い湯呑みを置いたときについたであろう丸い跡。
濡れタオルで拭きました。

14.9.13日の当たる座卓.jpg

16年半前引っ越してきたときに求めた座卓。
「漆がだんだん透いてきて、いい感じに木目が出てきますよ。
漆塗りはいつでもしますからね」
と言ってくれた近所の家具店は、もうとうになく、その場所はお菓子屋さんになっています。

久々の晴れに、ここぞとばかり洗濯。
洗濯機を二度回し、
原稿を書いている間も、脱水終了の音で呼ばれます。
書きかけのことを忘れないよう、広げてピンチに留めながら、
頭の中で続きの文章を唱えている。

14.9.13浅茅が宿.jpg

雨後の晴れで庭草が生い茂り、わが家はもう「浅茅が宿」状態です。昼も夜も虫が鳴いています。

蚊は真夏より今の方が断然多い。8月は蚊にも暑すぎたんでしょうか。

明日からは月刊「俳句」の取材で岐阜県へ。
この取材、このところ続けて雨です。
前号の月見吟行は、雨のため月が見えず。
前々号の大文字は、途中大雨で新幹線が運転見合わせ。そもそも京都へたどり着けるかから危ぶまれたのでした。

でも「あいにく」という言葉は、俳句にはないそうです。
雨なら雨を詠むだけのこと。
禅だったか、風流ならざる処もまた風流、みたいな話に通じそう。

1週間後の9/20は下関の講演。こちらは雨が降りませんように。
お足元が悪いと気の毒だし、こうした会場へ赴いていただく催しは、雨だとやはり参加者が少なくなってしまうのが常です。
データ放送の「週間天気」を会場の住所に設定して、どきどきしながら見守っています。

下関市の医師会の先生が、この催しについて文章をお書き下さっていました。
ご許可をいただき、はりつけます。
参加をお考えのかたの背中を押してくれますように!


***
平成26年度第1回がん医療市民公開講座
講演会「がんから始まる」・・・エッセイスト 岸本葉子氏
シンポジウム「がんと診断されたら」・・・市民病院患者会「フォワード」の皆様
が開かれることとなりました。

エッセイストの岸本葉子さんについて少しご紹介させて頂きます。
40代で虫垂癌(S状結腸に浸潤あり)を患った時の体と心の推移を書いた「がんから始まる」(現在は文春文庫から出版されています)という本があります。

私自身がんではないのですが、神経疾患・ギランバレー症候群に罹り「廃人になった。」と精神的にどん底に落ちたことがあります。
リハビリを拒んだ自分、ウォーミングアップまでしてリハビリに臨むようになった自分、
これらの変化は自分だけが感じ誰に話しても重要だとわかってもらえないかもしれないと思っていました。

しかし「がんから始まる」という本を読んで、危機に瀕した時多かれ少なかれ同じような精神的推移をたどるのかもしれないと思うようになりました。
それは一瞬の感情だったり目を背けたくなるような重い感情だったりして、忘れることが自分への負荷を軽減する生理的現象なのかもしれません。

しかしこの本はがんになった日常に潜む感情をとらえます。わかりやすく明るい文章ですが、強靭な心を持っていなければとても書けなかった箇所があります。
その結果、患者さんの心の襞に寄りそい、ここまで考えた先人がいると孤独感を和らげてくれます。

この本の著者岸本葉子さんを、この度下関市立市民病院主催、「がん医療市民公開講座」にお呼びできることとなりました。
シンポジウムでは患者さんがご自身の体験を語って下さいます。
ご足労頂いた下関市立市民病院の関係各位様、患者会の方々に深謝致します。

もしお時間がありましたら、患者さんが既に持っておられるものに気付くお時間にして下さい。失礼を省みずお誘い申し上げます。
http://shimonosekicity-hosp.jp/content/100564776.pdf
***

はりつけ作業をしていたら、開け放した窓から虫の声に重ねて、お囃子が流れてきました。のびやかな笛、太鼓。今日は近所のお祭りらしい。

穏やかな秋の一日です。

 

9/20(土)、200名様

前の記事で誤りがありました。

記事を訂正いたしましたが、ここにお詫びとともに改めてお知らせいたします。

下関の講演は、9/20の土曜、定員は200名様です。

誤った情報を載せてしまい、申し訳ありませんでした。

 

9/20(土)下関で講演

講演のお知らせです。

9/20(土)、下関にて講演をいたします。

下関市立市民病院主催、「がん医療市民公開講座」です。

午後2時より、海峡メッセ下関(山口県国際総合センター10階国際会議場)にて。

「がんから始まる」の題でお話しし引き続き、同病院の乳がん患者会「フォワード」のかたがたとシンポジウムに参加いたします。

↓チラシをご覧いただけます。

がん医療市民公開講座チラシがん医療市民公開講座チラシ(PDF:1.7MB)

 

お申込・お問い合わせ先は、下関市立市民病院事務部経営企画グループ。
E-mail、keiei@shimonosekicity-hosp.jp
または、電話、FAX、同病院外来に備え付けの申込書をご利用下さい。
 電 話:083-224-3850
 FAX:083-223-3838
その際、ご氏名、お電話番号、参加人数をお知らせ下さい。

↓お申込書はこちらからも。    

申込書申込書(Excel:27KB)


入場は無料、定員は200名様、先着申込順ですので、お早めに。


病院名に、市立だけでなく「市民」とつくのがいいなと、お話をいただいたとき、最初に思いました。

下関市は実はご縁がある地で、伯母が長く住んでいました。

なんと関門橋が架かる前からです。

橋の完成の折に、伯母が詠んだ歌があります。

 あて人のこゝだも沈み給ひける早鞘の海に橋の架かれる

昭和48年11月と、歌に添えてありました。時の流れを感じます。

神奈川県に住んでいた私とは会う機会は多くありませんでしたが、姉と私に揃いのハンドバッグをお土産に、鎌倉の家を訪ねてくれたのを覚えています。

臙脂色のフェルト製の式バッグで、開け閉めは金色のがま口で。それに金色の鎖の持ち手がついていて、昭和40年代の子どもの目には、夢のようにきらきらと輝いていました。

関門橋は、伯母には印象的だったようで、その後も繰り返し歌にしています。

 橋塔の赤き光りは夜もすがら絶ゆることなし北に南に

 朝靄に門司の山々消え行きてたゞ大いなる橋ぞかかれる

その風景をぞんぶんに見たいと思います。

 

思い入れのある地での、第1回のがん医療市民公開講座にお迎えいただき、とてもうれしいです。

下関に行くのが、本当に楽しみです!

同時に「せっかく呼んで下さったのに、もし会場がさびしかったらどうしよう!」と気弱な?私は、心配もしています。

どうぞ皆様、ふるってご参加下さい。

           

切りたての髪

「視点論点」の試写を見て、思ったこと。
髪が結構伸びたんだ。

ずっと形を保っているので、伸びたという自覚なしに過ごしていましたが、
改めて手帖を見ると、この前美容室へ行ってから2か月半近く経っている。そろそろ切りどき。

たまたま今日、渋谷で用事と用事の間が3時間空きました。
家にいるのが何より好きな私は、3時間空けば、1時間しか家にいられなくても、いったん帰ってくるところですが、
「そうだ、このチャンスにこそ!」と表参道に走る。「婦人画報」でご縁ができて以来お願いしている板谷裕實先生の美容室です。

http://www.itaya-chiara.com/index.html

トップはふっくら、襟足はくびれて、全体に軽くなり、われながら垢抜けた感じです! 

自分で洗って乾かすとき再現できるように、写真を撮ってもらいました。


14.8.29髪型.jpg

今どきカメラのついていない携帯電話の私は、美容室のデジカメで撮りパソコンにメールで送ってもらうという、迂遠なことをしました。

この髪型でいちばん早く出るのは、
9/21(日)午前6:35?7:00 Eテレで放送の「NHK俳句」です。
再放送は9/24(水)午後3:00?3:25。
http://www.nhk.or.jp/tankahaiku/index.html

来週、収録があります。

講師は櫂未知子先生。ちょうど今発売中の月刊「俳句」で、
櫂先生の句会におじゃましたときの体験を書いています。
連載エッセイ「俳句で夜遊び、はじめました」。
http://www.kadokawagakugei.com/zasshi/haiku/

神楽坂の旅館にて「袋回し」というものを体験しました。
題を表に書いた封筒が回ってきて、1分で1句作ってその中に入れ、次々回す。
即吟力、というか、ほとんど瞬発力の世界です。大興奮。

今度の「NHK俳句」の櫂先生のお題は「砧」。
砧なんて見たこともさわったこともない私は、
当日行って、現物を見て本番までの間に作ります。というか、出来るのか?!

髪型と併せてご覧下さい。


 

収録しました

「視点論点」の収録に行ってきました。

スタジオはとっても広い。

14.8.28広い.jpg

マイクをつけて、映り方なども確認。私は座高がありますから、椅子なんかもどうでしょう。

 

14.8.28マイク装着.jpg

 

後ろの緑の幕は、放送の画面ではいつも白バッグになります。

緑の服や小物は着けてこないよう言われました。服の柄にも緑があると、そこだけ抜けて「背景」が透けているみたいになってしまうそうです。部分的透明人間。

14.8.28めくり方練習.jpg

原稿のめくり方を練習します。紙を横へ滑らせるときの紙どうしがすれる音を、マイクが結構拾ってしまうので、浮かせぎみに。かといってあんまり持ち上げると、画面中央にばっちり入る。

自分のめくる原稿が、そのままカメラの前のスクリーンに写ります。それを読めば、おのずとカメラ目線に。

最初の1分ぶんくらいを読んで、リハーサルをしたら、いよいよ本番開始。

緊張。リンクサイドのスケート選手がよくしているように、頬のマッサージをします。口がうまく回りますよう。

15秒前。前かがみになっていた背中を正す。

自分の前に残り時間が表示されます。出てしまってもとにかく全部読むようにと言われました。それにより原稿の長さとか話し方のペースとかの適不適がわかるので。

残り1分を切ったところで、「ああ、没だなあ」とわかりました。原稿がまだかなり余っている。

前もって言われたとおり、とにかく最後まで読み切って「思いきり出ましたね」「1分くらいですね」

昨日家で、キッチンタイマーを横に置いて読んでみたときは、ちょうどだったのに、緊張して早口になることこそあれ、遅くなるってめずらしいのでは。

「すみません。もういちどお願いします」。スタッフにお辞儀。「いやー、3回、4回はふつうですよ」。慰めてくれるスタッフの方々。

「10回のかたもいらっしゃいました」。

えっ、それは。スタッフもさることながら本人も疲れそう。回を重ねるごとに、モニターに映った顔がやつれていきそう。

2回めで、なんとか時間内に。「終了後に会釈」とテーブルに貼ってあるのは、ここでほっとして、会釈を忘れてしまう人がいるのでしょう。

カメラが止まっても、すぐには席を離れない。音声のチェックを待ちます。何部屋というのか、スタジオ内の鉄階段を上がったところで行われているようです。

OK印を両手で作った人が下りてきて、ようやくほっと。緑バックに、笑顔で記念写真を撮ってもらいました。

14.8.28終わって記念写真.jpg

無罪放免では、まだない。別室にて試写をチェックします。画面がいっぱい並んでいて、テレビ局っぽーいと、面白がるのはほんの一瞬。

自分のしゃべりを自分で見るという拷問が待っている。恥ずかしいー。いや、それより、新たな問題が発覚し、撮り直しになったらどうしよう。目を当てられないような、それでいて祈る思いで凝視。

 

14.8.28試写室.jpg

よかった。問題なしでした。今度こそ、ほっ。

この間、脇汗手汗で、ペットボトル一本空けました。

14.8.28お疲れ様.jpg

 おかげさまにて無事終了。お疲れ様でした。

 おまけの話。局内で、大学でいっしょだった出川展恒さんに会いました。近々集まりを計画中とのこと。

昔ブログに書きました。十代の頃の自分が恥ずかしく同窓会関係から逃げ回っていた私ですが、中学の同窓会に出て変わったこと。

大学も、特に専門課程の人とは卒業以来、ほんとに交流していませんでしたが、そんな失礼な人間のことを心にかけてくれるのはありがたいこと。

勇気を出して行ってみようと思います。急な仕事が入りませんよう!

出川さんは、中東のテーマでおなじみの解説委員。出川さんも今晩、番組があるそうです。

MHK総合で24時からの「時論公論」。見てみて下さい。

私の「視点論点」は今晩、というか明日の夜明け前、4:20から総合で。

タイトルは「江戸で暮らす」になりました

「江戸の人になってみる」だと、本のタイトルと同じだなと。ご覧下さい。

それにしても収録から放送まで間がないこと。間違いなく行けてよかった!

 

「視点論点」で江戸の話

「視点論点」の続報です。番組のHPに、私の回の内容が載るのは、放送の後でした。
放送予定紹介、みたいな欄はみつからず、出演者の皆さんツイッターなどで「自前」で案内していました。
 
よって、私もここにご案内。事前に、担当者さんにお送りした内容案内は、次のとおりです。
 
タイトル「江戸の人になってみる」
 
江戸にはさまざまなイメージがあります。封建社会。環境に優しい循環型社会。余暇社会。
資料をもとに、長屋の女性になったつもりで、江戸の暮らしを想像しました。
髪は何日にいっぺん洗っていた? お風呂は? 湯屋で目にするものは?
盛んな商品宣伝。出版文化。楽しそうな都市生活に、実はひそむ死の影。
そして気づきます。現代の自分が「こうありたい」というイメージを投影して、江戸を見ていることに。
 
放送は29日。NHK総合で午前4:20?30、Eテレで午後1:50?2:00
 
放送後1週間ほどで、より詳しい内容が、番組HPに載るようです。
単行本『江戸の人になってみる』と併せてご覧下さい。

かさ出しの必要

いなり寿司の会の記事の写真を見た人から、ご注意のメールが来ました。
「だめよ?、髪をただひっつめただけだと、顔が下ぶくれに見えるのよ?。
まとめるときは、逆毛を立てて、髪の上半分をふくらませないと」

14.8.13いなり寿司と私.jpgのサムネール画像

下ぶくれに「見える」のではなく、下ぶくれているのです。
そうね?、あのときは、いなり寿司の袋詰め作業にとりかかるため、
鏡も見ずにピンで留めましたが、
髪型として「成形」するときは、もっとちゃんと研究せねば。

発売中の「クロワッサン 第884号 9/10特大号」p116?117に近影が載っています。
このときはヘアメイクの木下庸子さんが、髪の上半分をふんわりとかさ出しさせてくれました。

http://magazineworld.jp/croissant/croissant-884/

今週はNHK「視点・論点」の収録があります。
原稿は作成済みですが、何がこわいといって、恐怖の正面10分間ノンストップ撮り。
斜めを向いて「立体感」を出しごまかすことができず。
自分の顔の現在が、まざまざと映し出されます。
ニュースを読のアナウンサーでも、そんなに真正面で映り続けることはないでしょう(間にニュース映像が入るので)。

顔の筋肉がこわばり、うまく動かなくなります。
口の中がからっからになり、乾いた歯に唇がひっつきそうになります。
それでも出る。江戸の話ができるので。

8/29の放送予定。番組そのものの紹介は、次のとおりです。
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu/program/index.html

私の回の案内も近日中に載ると聞いています。
そうしたらまたお知らせします。

書評していただきました。

東京新聞で『江戸の人になってみる』を書評していただきました。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/book/shohyo/list/CK2014081702000179.html

詩人の高橋順子さんが書いて下さったものです。

切り抜いて「家宝」にします ! とてもうれしく励みになります。

ぜひご覧下さい。

西瓜パーティー

世の中がお盆休みに入ってメールの少ない日。
夕方から吉沢久子先生宅へ行きました。
恒例のいなり寿司パーティー。

玄関を入ると、枝豆をゆでる香りが。
阿部絢子先生をはじめとする先発隊が、すでにお料理をほぼ完成。
吉沢先生が油揚げの煮たのと酢飯をご用意下さり、
後発隊は、酢飯を詰めるだけ。
これが楽しい。いちばん「いいどこどり」をさせてもらっているような。

14.8.13いなり寿司作成.jpg

六十個以上のいなり寿司が出来て、お料理も並んで「いただきます!」。
このときに空腹のピークが来るよう、昼もご飯のお代わりをがまんしてきた私は、
食欲を全開でした。
先生の酢飯は、酢加減がさっぱりしていて、いくらでも入ってしまいそう。

14.8.13いなり寿司と私.jpg

予想以上に受けたのが、マカロニサラダ。
「意外と食べる機会ないのよね」
「自分ひとりのために作ろうとは思わないものね」
全員独身の女子(?)会です。
マカロニサラダのキュウリは、吉沢先生のお庭の畑でとれたもの。

14.8.13吉沢宅料理.jpg

今日のパーティーのいなり寿司に並ぶもうひとつの趣旨は、西瓜パーティー。
大玉の西瓜が、この日のために用意されました。

ひとり暮らしだと、まるまるの西瓜を割って食べることが、ふだんありません。
包丁を入れるときは大騒ぎ。
スマホ(私はデジカメ)を持って集まって、入刀式さながらの盛り上がりです。
一刀両断して、さらに小切りにしていくと、
半個分でも寿司桶がいっぱいに。
そのようすにまた興奮。

14.8.13西瓜・すし桶.jpgこれだから自宅パーティー(っていうか、人の家ですが)はやめられない。
前はお店でお食事会でしたが、
いちど家で集まると、気兼ねのなさが楽しくて、すっかり定着してしまいました。

皆さん、美味しいものを持ち寄って、
私は食べ物の代わりに、ファスナー付きプラスチックバッグを持っていきました。
これは役立った。
いなり寿司を分け、マカロニサラダを分け、すいかを分け、ぶどうを分け、
吉沢先生が煮ておいて下さりながら話に夢中で出すのを忘れた、あんずのコンポートを分け。
吉沢先生の冷蔵庫には、もう何も残っていないんじゃないかと思うくくらい。
帰りの荷物は行きよりも、格段に重くなっていました。
そしてお腹も。苦しい。
でも酢飯の爽やかさにひかれて、また一個食べたくなっているのがこわい。

この後DVDを見ながら、少し運動するつもり。

吉沢先生とそもそものご縁ができた対談は、こちらの文庫になっています。
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167901523

14.7.5吉沢対談文庫表.jpgのサムネール画像

吉沢先生が戦時下の暮らしを綴った『あの頃のこと』は、八月に読み返したい本です。
http://www.seiryupub.co.jp/books/2014/08/post-70.html

こんなに美味しいものをたくさんいただいているのが申し訳ないくらいの日々が、本当にあったんだなと、今日も闇市の甘いものの話を伺いながら、改めて思いました。

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お知らせ

2010年6月から2011年3月までのブログが本になりました。
「こつこつ」と生きています
「こつこつ」と生きています
中央公論新社
2011年7月10日発売
1575円(本体1500円)