寒い......中、意を決してジムに行きました。
一日座り込んで仕事をしていると、
体を動かしたくなります。
住宅地ではまだ雪が残っているところがあり、
帰る頃には凍結していそう。
自転車は止めて、徒歩で往復。
お風呂でよく温まったら、
帰りは息こそ白くても、余熱でそんなに冷えがこたえず。
大きな風呂はいいですね。
私にとってジムは、運動「も」できる銭湯、のような位置付けです。
寒い日は汁物。熱々の湯気を立てて。
油揚げ、椎茸、じゃがいも、蕪、蕪の葉、葱は青いところまで。
作り置きも三日目になると、蕪はほとんど溶けています。
蕪の葉だけは、煮返すつど入れる。
糠漬けも今や佳境。
長く漬かった大根は、飴色に近い半透明になって、
おでんの鍋の底に残っていた大根を発見したようなうれしさです。
おかずは好物、いわしの開き。
半生干しの上、脂がのってやわらかく、身がくずれてしまいます。
玄米に、小さな壺に入った梅干しを添えて。
梅干しには、何と呼ぶのでしょうか、透明の煮こごりのようなものができていて、
それがまた美味。
一月も下旬、早いものです。
今月は連載原稿を、前半に固め打ちで書いて、
「読書デー」を設けてから、
後半は書き下ろしを、と思っていたところ、
本のゲラが二つ出て、その校正と、あらたに付け加えるコラムなどを執筆で、あっという間。
二月の大阪行きまでひと月を切った。新幹線の切符を買わねば。
かねてご案内の、二十五日の朝日カルチャーセンターです。
そうだ、追加でお知らせ。講座と併せて、本のサイン販売が決定いたしました。
ぜひお越し下さい。
講座のお申し込みはこちらです。
http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=143420&userflg=0
おお、そうだ(こればっかり)、今月上旬に出た文庫を、月が変わらないうちに、いまいちどご紹介させて下さい。
一月十日刊の河出文庫『ひとりを楽しむ ゆる気持ちいい暮らし』です。
次の月の文庫が出ると、新刊の台の平積みではなくなってしまうのです。
そのときは、河出文庫の棚で、背表紙で探してみて下さい。
ちなみに「読書デー」に読んだのは、堀江敏幸さんの『なずな』という長編小説。
登場人物が奇抜でないところ、描写がきめこまかなところ、物語が静かなところが、好きです。
これといったストーリー展開はないのに、四百ページ以上、読者を引っ張っていけるのは、すごい。
しかも(繰り返しになるけれど)こんなていねいな描写を、四百ページ以上続けるのは、たいへんな集中力。
これといったストーリー展開はないようでいて、
登場人物の内側にも、人物どうしの関係にも、確実に変化が起きている。
人物に胸のうちをたくさん語らせなくても、ほんの少しの台詞と行動で読者はわかる、わかるように作ってあるのだなと、感心します。
読むべき本は常にあって、どうしても資料の本が優先。
それ以外の本をまた読める日を楽しみに、頑張って仕事をします。
